まず最初に、URL正規化が行われていないパターンはどんなものがあるのか振り返ります。

■URLが正規化されていない良くあるパターン

・www有り無し両方のURLでWEBサイトが表示される
・URLに「index.html」のようなページファイルが付いている
・ミラーサイトのような同一コンテンツページが存在する

これらは『全て異なるURL』と検索エンジンは認識するため、SEO上でいくつかの問題が出てきます。

■URLが正規化されていない時の問題点

・目的のURLがインデックスされない、もしくは複数インデックスされてしまう
・アクセス流入や被リンクが分散する
⇒SEOに関わる評価スコアが分散し、ランキングに影響が出る
という悪循環に陥る可能性があります。

では、URLの正規化を行うためにはどうしたらいいのでしょうか?

■URL正規化を行う方法

・『301リダイレクト』による転送設定を行う
・『メタタグへcanonical属性を記述』し、目的ページのインデックスを促す

この2パターンどちらかで対応するのが一般的です。
『301リダイレクト』とは、特定のURLへのアクセスを指定したURLに転送することが出来る設定のことです。
301リダイレクトにより、上述した問題点の被リンクやページランク、その他検索順位に影響する様々なデータを転送先URLへ引き継がせることができます。
また『メタタグへcanonical指定』とは、メタタグ内にcanonicalという属性を記述し、301リダイレクトと同様に転送先ページへこれまでのリンクパワーやその他効果を引き継がせる方法のことです。

では、2つのURL正規化はどんなメリットがあるのでしょうか?

■301リダイレクトの特徴
・ドメイン全体を一括で転送設定できる
・転送元URLにはアクセスできなくなる
・広く認知されていて確立した手法であり、今後評価基準が大きく変更される可能性は少ない
・サーバーの種類によっては使用できないこともある

■canonicalの特徴
・サーバー設定ができない環境でも設定できる
・転送元URLもアクセスできる
・検索エンジンによっては対応していないものや評価基準が異なる場合がある

SEO上でURL正規化を行う目的は、これまでのSEO効果を引き継ぐことです。
しかし、「リンクジュース等の資産が全て引き継がれるわけではない」という点には注意が必要です。
引き継がれる量はコンテンツやサイトテーマの類似度合いによっても変わり、転送で引き継がれるのはだいたい5割~8割と言われています。


その他、URL正規化に関する考察記事は以下のサイトをご参照下さい。

◆canonicalが受け渡す情報についての実験結果|SEOまとめ
http://www.seo-matome.jp/blog/algorithm/canonical-effect/

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